12_無垢と挽き板と突き板、決められないフローリング

床材が決められない

家のどの場所にいても視界に入り、常に触れることになる床。
せっかく家を建てるなら、無垢の床にしたいという方も多いはず。
当然我が家もその中に含まれるわけですが、価格は高く手入れも大変。
絶対に床は無垢!と決めていたはずが、結構悩み始めています。

やっぱり無垢の床でしょ

と、ずっと思っていたわけですが…
実際に色々な仕様を決める中で、無垢じゃなくてもいいかなと思い始めている自分がいます。
それはネットで無数に見つかる、無垢のデメリットを見てしまったため。
当然複合フローリングよりも手入れは大変だと思っていましたが、ちょっと大変なんてレベルでは無さそう。
施工する業者の腕や地域によっても差が出るとは思いますが、本物の木ですから乾燥すると木が縮みます。
そうすると隙間ができ、ほこりやゴミが入り込んでしまうわけです。
なかなか掃除機で簡単に取れるような物では無く、皆さんつまようじなんかを使って定期的に掃除をしている様子。
これは結構大変そう、正直あまりやりたくはありません…

そこで出てくるのが挽き板突き板
これは表面に本物の無垢が貼ってあり、下はシートフローリングと同じように合板という仕様。
無垢のデメリットを減らしつつ、表面は本物の無垢なので木の質感を感じられます。
2階はほぼ寝るだけですから、当初から無垢では無く突き板で考えていました。
1階は無垢の予定でしたが、手入れの大変さや小さな子供がいることを考えると、挽き板や突き板でもいいのでは…?
もう2週間程悩んでいますが、まだ結論は出ていません。

無垢フローリングと複合フローリング、メリットとデメリット

そもそも無垢フローリングと、挽き板や突き板の複合フローリングって何が違うのでしょうか。
簡単な比較表がこちら(朝日ウッドテックさんより引用)

質感を重視するなら無垢
コストや手入れを重視するなら突き板
良いとこどりの挽き板、という感じでしょうか。

自分は無垢の質感は欲しいけど、手入れも楽にしたいので挽き板が一番合っているのかなと感じています。
そして一番の問題は価格、無垢は複合フローリングに比べて物凄く高いんです。
以前は1フロア+15万円程で変更出来たようですが、ウッドショックなどの影響で今では+25万円。
どの程度かはわかりませんが、12月からは更に値上がりすることも決まっています。
1階無垢、2階突き板で考えていましたが、それだと合計で+30万円。
1階2階共に挽き板にすると、+20万円とコストダウンが可能です。

やはりキッチンなどは水や油跳ねを気にしますし、子供もガンガン床に傷を付けるお年頃。
使い勝手を考えると、我が家は無垢よりも挽き板か突き板が合っているような気がします。
特に北海道の冬はずっと暖房が入っているので、どうしても家の中が乾燥しがち。
寒暖差も激しく、あまり無垢の床にとって良い環境ではないのでしょう。

ちなみに無垢にするのであれば、シーゲルさんへ見学に行くことになります。
無垢フローリングを各種取り扱いしており、挽き板などもラインナップしています。
北王での打ち合わせでサンプルは見せて貰えるのですが、サンプルと床一面だと同じ色でも感じ方が違います。
サンプルで色決めしてみると、実際に貼ってみたらイメージと違うなんてことも…
特に我が家はウォルナット系の濃い目の色が希望、しっかり確認しておかないと後で後悔すること必至です。

期限はあと1週間

ということで中々決めきれない床材ですが、あと1週間で決めなければなりません。
なぜなら12月から無垢が値上がり予定だから!
もし無垢にするのであれば、今月中に決めて発注すれば今の金額でOKなんです。
12月頃には全体の見積も出るという事なので、本当は他の金額も見て決めたかったのですが仕方なし。
使い勝手は複合フローリングが良い、と自分を言い聞かせるように言っていますが、やっぱり無垢も捨てがたく。
10万円のために一生後悔することになるくらいなら、無垢にしてしまえよと思う自分がいるのも事実。
あと1週間、やっぱり決まりそうにありません。

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