15_ビルトイン食洗機、標準の物でいいのか問題

標準仕様の食洗機、なにやら微妙っぽい

せっかく家を建てるなら、付けておきたい食洗機。
我が家の標準仕様キッチンにも、元から食洗機が付いています。
付いている食洗機は三菱の「EW-45R2S」というタイプ、45cm浅型タイプです。
当然出来る事ならミーレにボッシュ、ガゲナウとドイツ製のカッコイイ食洗機を入れたいわけですが…
さすがにそこまで予算に余裕は無く、そんなに使うかもわからないから標準仕様の物でいいかなと思っていました。

どころがどっこいこの三菱の「EW-45R2S」、ネットでの評判が非常に悪い。
調べてみると、国産のビルトイン食洗機はパナソニックとリンナイの二強らしい。
無垢床もそうでしたが、ネット記事に踊らされすぐに影響される自分。
これは食洗機も変える必要があるのでは…と思い始めました。

どのメーカーがいいのか

とりあえず費用を考えると、国産の物がいいのは間違いないわけで。
二強と言われるパナソニックとリンナイ、一応ドイツ製も考えてみることに。

パナソニック

日本で初めてビルトイン食洗機を発売し、今では国内でのシェアは圧倒的No.1。
汚れ、食器量、室温の3つのセンサーですすぎの回数などを調節するエコナビなど、非常に多機能。
購入後のメンテナンスなどを考ると、国内大手メーカーだと安心です。
ただ国産食洗機はほぼすべてスライドオープン、パナソニックも現在フロントオープンの食洗機はありません。

リンナイ

パナソニックに次いで人気なのが、このリンナイ。
リンナイは銀イオンカートリッジや重曹が使えるなど、洗浄や除菌性能に力を入れています。
そしてなんといっても、フロントオープンが選べるのは国産ではリンナイだけ!
スライドオープンよりも2~3割多く入る収納容量は魅力です。

ボッシュ

ドイツ製で良く見る名前は、ミーレとガゲナウ、そしてこのボッシュでしょうか。
おしゃれなミーレ、高級なガゲナウと比べると微妙な立ち位置に感じますが、ガゲナウと共通の機能を持っています。
実はボッシュとガゲナウは同じ会社の製品、ハイエンドがガゲナウでミドルレンジがボッシュという感じ。
ガゲナウでも使用されているゼオライト乾燥や、フロントオープンの収納容量は国産には無い魅力。
200v電源が必要なだけあって、その洗浄力はパナソニックやリンナイと比較しても圧倒的です。
当然本体や工事費など費用は高く、故障時などメンテナンスも不安は残ります。
ドイツ製食洗機は現在供給が追い付かず、メーカーによっては受注を停止しているところも。
パナソニックやリンナイと比べると高価ですが、それだけの性能と満足感を得られることでしょう。

ちなみに価格はガゲナウ>ミーレ>>>ボッシュ>>>>>>パナソニック>>リンナイくらい?
ドイツ製だとガゲナウとミーレはほぼ同じ、ボッシュは少し安いです。
ガゲナウはラインナップが少なく60cmか45cmを選ぶくらい、ミーレやボッシュは複数のグレードから選べます。

変えるならフロントオープンがいい

せっかく変えるなら、評価の高いパナソニックかリンナイのどちらか。
一応ドイツ製も視野に入れるなら、一番お手軽な価格のボッシュ辺り。
そしてもし変えるなら、出来ればフロントオープンにしたいのでリンナイかボッシュに絞られます。
フロントオープンとスライドオープン、どちらがいいかは一長一短。
自分は収納容量が多いフロントオープンで、調理器具から食器まですべてぶち込んでしまいたい派です。
ただしランニングコストを気にしたり、1日の内に何度もこまめに使用するならスライドオープンかなと思います。

フロントオープンで考えると、リンナイの「RSW-F402C」もしくはボッシュの「SPI6ZDS006
容量や機能面では当然ボッシュがいいのですが、問題はそのお値段。
リンナイなら実売10万円程ですから、元々付いている三菱製との差額は5~10万円程と予想。
それがボッシュだと実売30万円程、工賃や面材なども別途必要でしょうから30万円以上かかる計算です。
ただでさえ当初の予定から大分予算オーバーしているキッチン回り、これは許可がおりそうにありません。

当然ですが、一度見るとやはり良い物が欲しくなるのが人の性。
同じ45cmタイプでも、やはり標準の三菱とボッシュだと性能は段違い。
どうせ一度良い物を見たら妥協できない自分です、来月辺りにはボッシュに決めていることでしょう…

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